柳田聖山語録(その4)
2017年 01月 28日 (土) 19:23 | 編集
「法藏館は、売れない本を出せ」

たとえ、もう一度仏教ブームが世の中に起こったとしても、決して売れそうな本に手を出すな。
まず、売れないから。法藏館は、売れない本を出し続けなさい。

「先生、それじゃあ、お給料が出ませんよ~」と、冗談めかして言ってみたが、
目こそ笑っていたけど、先生はかなり本気でおっしゃっておられたようだった。
器用な著者(研究者)がいると、出版社が「売れる本」を次々と書かせる。
有能な研究者は、腰を据えて研究をしなくなる。
そうやって、出版社によって「消費」されることへの警告であり、
出版社への苦言のようであった。

自分たちは著者を「消費」してやしないか。
あれから10年、ずっと、この点を意識しつづけている。

編集T

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