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柳田聖山語録(その3)
2017年 01月 27日 (金) 12:08 | 編集
「お前が見たのは、虹じゃない。阿弥陀じゃ」

「雑談のできる編集者」になれ、という柳田先生から、実際に「雑談をせよ」と直裁に言われたこともある。
改めて言われると、これがまた困ったもので、いたしかたなく、最近ランニングをしていると言ってみた。
つまらないだろうと思っていたら、急に目をきらきらと輝かせて、「ほう」という顔をして続きを催促された。
そこで、次のような話をしてみた。


桂川沿いの自転車専用道路というのがあって、そこを走っている。
遠くに思えていた山が、走りながらどんどん近づいてくる景色が面白い。
この間は、走っている最中にお日様がさしつつも霧のような雨が降り出した。
すると、道の東側に続いている生け垣に虹がかかって、
ずっと、自分が走るのといっしょにその虹がついてきた。
虹はずっと空の彼方にかかっているものだとばかり思っていたので、
自分のすぐ隣を虹が伴走したのが、とても新鮮だった。



先生の目はいよいよ耀き、にたりと笑った。さあ、来るぞと思ったら案の定、こんな一言がかえってきた。
先生「お前が見たのは、何じゃ」
私 「・・・? 虹・・・です」
先生「虹? お前が見たのは、何じゃ」
私「・・・・・・だから、虹を見たんです」
先生「お前が見たのは虹じゃない。阿弥陀じゃ」

ぽかんとする私をみて、口を開けて笑っておられた。
今なら、言わんとすることが何となくわかる。
柳田先生は、曽我量深を通して、阿弥陀を語る方なのだ。


編集T
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