柳田聖山語録(その2)
2017年 01月 25日 (水) 11:54 | 編集
「雑談ができない編集者は、ダメだ」

柳田先生ともなると、そうそうたる出版社の名編集者さん達とお仕事をされてこられたので、
私が自宅へうかがうと、これまでの編集者さんの話をよくして下さった。
私もその名を知るような名編集者さんの名もあったが、「あれは、まじめすぎていかん」と
評をすることもあった。仕事の話しかできない編集者は面白くない、と。

私はというと、仕事の話すらできないような有様だったので、
ひたすら、柳田先生の雑談をうかがうばかり。
私が目を丸くするたびに「そんなことも知らんのか」とあきらられるのであったが、
むしろ智恵も知識もない分、からかう相手としては
なかなか面白がってくれていたようだった。

「漢詩が書けない編集者はダメだ」とも言われたが、無理ですとお答えすると、
「ならば、和歌でもいい。わしの手紙に返歌をしなさい。」とか、
言うなれば、無茶ぶりのオンパレードであった。

単にからかわれていたのかもしれないけれど、どこかで、
サラリーマン編集者にはなるなよという
「親心」のようなものもあったのかなあと思ったりもしている。

編集T
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