大内典『仏教の声の技――悟りの身体性』の読書感想文
2016年 09月 28日 (水) 19:37 | 編集
この夏、毎日新聞紙上で、読書感想文サンヤツコンテストが行われた。
各出版社が提示した書籍に対して、読者の方から感想文を募集しコンテストするという趣旨だ。

法藏館から出した本は、大内典『仏教の声の技――』(本体3500円)。
ロンドン大学に提出された英文の学位論文を、著者自ら日本語訳した書籍なので、
やはり、一般には難しい部類の本ではないかなあと思うのだが、
それでも、なんと、この本を読んだうえで、しかも素晴らしい感想文をお寄せいただいた。

ご本人さまのご許可いただいた感想文のみ、下記にご紹介したい。

◇北海道 58歳 林光路
人はどのように仏に救いを求めて声を挙げるのか、また仏はどのよ
うに響きを返すのか。声仏事を為す。著者自身の修行体験に裏打ち
された宗教研究の成果は、日本仏教の多様な音の世界を見せてくれ
ました。 (↑実際の毎日新聞のサンヤツ広告に掲載された感想文)

◇東京・男性・60歳
黄檗僧のそれは衝撃だった。スエチスクン、クンチススエ。
ん?なにこれ?音楽?色即是空 空即是色と後で知った。
積読の本書を一気に読了。ストンと、腑に落ちた。


◇兵庫・男性・26歳
仏教と声には強い関連性があり、声を発し響きを聞くという基本的身体能力が
もつ実践的力を考究した前例のない画期的試みとその結果には驚かされました。
仏教に関心のある方だけでなく、音楽に興味のある方にも読んでもらいたいで
す。


あと、おじいさまの通夜で低く美しい読経を聴いているうちに、
哀しみより感謝の念で心がすっとした体験を寄せてくださった
女性の方などなど。

こんな・・・と言ったらいけないけれど、固い学術書を買って、
しかもこんな風に読んでくださる方がいるのだということに、
著者ともども、改めて驚き、そして、とても感激したのでした。
スポンサーサイト


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 編集室の机から all rights reserved.
designed by polepole...