『戦時下の日本仏教と南方地域』の装丁
2015年 12月 03日 (木) 16:38 | 編集
いつもありがとうございます。

さて、先週末注目の1冊がついに刊行されました!
その書籍の名は、大澤広嗣さんの『戦時下の日本仏教と南方地域』です!

本書は、太平洋戦争中に展開された日本軍の南方進攻と「大東亜共栄圏」の建設に日本の仏教界がいかに関与していたのかという点を、当時の資料から詳細に検討したものとなります。

本書の魅力は、「真言宗」や「浄土真宗」といった宗派単位で考察するのではなく、「仏教界」という横断的な視点を用いることで、当該期の南方地域において、仏教界が果たしてきた役割や位置づけを検討している点にあります。

随所に著者のこだわりが盛り込まれておりますので、書店等で是非ご覧頂けますと幸いです。

さて、話は装丁のことになりますが、
装丁もデザイナーの高麗さんのご協力を得て、大変素晴らしいものに仕上げていただきました(高麗さんについては、6月11日の記事も是非ご参照ください)。

本書の装丁をお願いするに当たって、高麗さんにはまず、「この切手の画像は使えませんか!?」、と私から無茶ぶりをしてしまったのですが、高麗さんはその無茶ぶりを快くお引き受けくださいました。そして、生まれたのが掲載写真のカバーです。画像に使用した切手は、実際に使われてい当時の切手です(筆者の大澤さんのコレクション!)。

みなさまこのデザインが、封筒をイメージしていることはお分かりいただけたでしょうか?

私は、封筒かと分かったときに、ものすごい勢いで高麗さんに「これ封筒ですね!」とドヤ顔で電話してしまいました。背にも、ワンポイントで切手を入れていただき、書店で棚に入っても、目立ってくれそうな装丁です。

ですが、個人的に気に入っているのは、カバーを外したあとの表紙なのです・・・。
この表紙に使われてる写真は、戦時中に発行されていた『寫眞週報」という雑誌(こちらも筆者蔵)で、これを見たときに、まさに本書のテーマにピッタリだ!と思ったのです。

その意図をくみ取っていただいたのか、高麗さんは、カバーを上品に仕上げ、なおかつ、カバーが外されてもこの寫眞があることで、魅力的に見える書籍に仕上げてくださいました(私のような美的センスの無い人間は、むしろこちらをカバーにドーンと載せて、表紙は適当にしてしまいますね・・・)。

ともあれ、内容については著者のこだわり、装丁周りについては高麗さんのこだわりとたくさんの「こだわり」が詰まった本書を是非とも、よろしくお願いいたします!

編集 M
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