ああ、参観日…。
2015年 05月 13日 (水) 10:13 | 編集
新緑の心地よい季節となりましたが、昨日は季節外れの台風で、難儀された方も多いのではないでしょうか。

さて。連休前のことになりますが、愚息どもの今年度はじめての授業参観がありました。残念ながら、愚息その2は発熱して学校を休んでしまいましたので、わたくしはほとんどはじめて、我が子の授業参観をじっくりと1時間見ることになりました。

その日の科目は国語で、「国語辞典を引いてみよう」という内容でした。「とる」という言葉を使って短文を作る、というのが最初のお題で、子どもたちが次々と「とる」を使った例文を発表します。そして、ひと通り済むと、担任の先生がモニター(最近は、先生の手元にあるものがスクリーンに映し出されるというハイテク機器があるのです)で、辞典の当該頁を映し出し、「とる」にも、「取る」「撮る」「獲る」「採る」「捕る」「執る」と、色んな「とる」があって、使われる漢字によってさまざまな意味があり、いろんな使われ方をする、ということを説明されました。

なお、先生がその説明をされている間、愚息その1は、あっちをむいたりこっちをむいたり、足をぷらぷらさせたりと、「聞いてるんかいっ!」と、わたくしが胃の痛くなるような思いをしたのは言うまでもありません。

そして、次に先生はいくつかの言葉を黒板に書き、「この言葉を辞典に載せるとしたら、どんなふうに説明しますか?」という問いかけをされました。これは班ごとに相談してください、ということで、愚息の班はよりによって「右」という言葉が当たりました。これには私もどうやって説明していいのか、咄嗟に考えつきませんでした。ですが、愚息その1は、やはり、まるで相談する気もなし。ただ、そのうち、前の席のお子さんがくるっと振り返り、二言、三言、何やらぽしょぽしょと言葉を交わしたと思ったら、全員、急いでノートに何かを書き込み、パタンとノートを閉じてしまいました。……。今のが相談…?  

そして、愚息その1は、また足をぷらぷらさせながら、今度は消しゴムに鉛筆を突き刺してぷらぷらと振り、鉛筆の芯が折れて消しゴムに埋もれてしまったのをほじくり…、と周囲のお母さん方もくすくす笑っておられるような愚行。本当に胃が痛くなりました。

やがて先生が、
「皆さん、そろそろ発表してくださ~い」
と仰いますと、何と愚息および同じ班の子どもさんたちが勢いよく手を挙げるではありませんか。一体、何と答えるのだろう? と思っておりますと、元気よく、
「(右は)左の反対です!」
と答えていました。……その発想はなかった! 

ちなみに。実際に国語辞典を引きますと、「右」という言葉は、「北を向いたときの東のほう」だとか「東を向いた時、南のほう」と、方角で説明されていることが多いです。職業柄、辞典・辞書を引く機会は多い方かと思うのですが、当たり前に使っている言葉をあらためて説明することの難しさと、辞書の奥深さを実感した1日でもありました。


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この記事へのコメント
私のガキの頃を見ているようです…。
2015/ 05/ 15 (金) 10: 16: 21 | URL | 七市 # -[ 編集 ]
なんとステキなご子息なのでしょう。将来も楽しい生活が待っていますよ!
2015/ 05/ 16 (土) 20: 45: 34 | URL | ユキチャン # -[ 編集 ]
ユキチャンさん、いつも温かいコメントをありがとうございます。そのお言葉を励みにがんばります…。
2015/ 06/ 06 (土) 14: 14: 31 | URL | 編集O # -[ 編集 ]
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