卒業式の思い出
2011年 03月 02日 (水) 10:18 | 編集
昨日、駅で袴姿の女学生さんを見かけました。ああ、もう卒業式シーズンなんだなぁ…。

ところで私には、卒業式にロクな思い出がありません。特に高校の卒業式では……。

私は高校3年間、無遅刻無欠席の皆勤でした。3年の新学期のときに担任に、「おっ、お前、2年まで皆勤やないか『成績はともかく』、皆勤賞がんばれ」と言われ、「『成績はともかく』とは失敬な!」と思ったのですが、なんとなく、というか、意地にもなっていたのでしょうか。とりあえず皆勤で通しました。

そして卒業式当日。

「皆勤賞」とは言いながら、とくに賞状がもらえるわけでもなく、卒業証書を受取る前後(もう覚えてない…)に、全員の前で「3年○組○○」と名前を呼ばれて起立する、というただそれだけのセレモニーがあるだけです。ただそれだけならよかったのです。が、その後教室に帰って私に待っていたものは、主に女子からの同情的な眼差しでした。

「風邪引かへんかったん?」「お腹痛かったことなかったん?」「熱、出えへんかったん?」「……。」
このとき私は、担任の「成績はともかく」の意味を悟りました。「○○は風邪引かない」の実物大天然色見本になる、ということだったのですね? 先生。

まあ、そうは言いながらも一方では、私のなかで「継続は力なり」という言葉が信条となってきたこともまた事実であります。「惰性だろうと何だろうと、続けていれば、きっと自分にとってなにかいいことがある」、そう思って生きてきました。

が、春のこの時期、いろいろな意味での人生の「卒業」を見るにつけ、「惰性で続けていても、ええんかいなぁ…」と、その信条が揺らぎつつある今日この頃です。


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